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いつのまに? CX-50がトヨタ製ハイブリッドを搭載!

CX-50誕生の出発点は「北米の生活圏」

CX-50のワールドプレミアは2021年11月。マツダはこのクルマを「北米向けにまもなく発売されるクロスオーバーSUV」であり、「北米市場向けに米国で生産される新しいコアモデル」として紹介しました。

北米のコンパクトSUVは、都市の移動だけでなく、週末のアウトドア、ロングドライブ、キャンプ、サイクリングや写真撮影の遠征など、日常とレジャーが地続きになった用途が多く、SUVに求められるのは、燃費や室内の広さだけではなく、道具としての頼もしさや、自然の中に持ち出したくなるキャラクターでもあります。

そして、日本より駐車枠も道路も大きいので、とにかくワイドの1920mm。

CX-50のデザインは「ブランドの魂動(こどう)デザイン」と「アウトドアで映える存在感」を融合し、長いシルエットとワイドスタンスでダイナミックなプロポーションを狙っています。
つまりCX-50は「都会の洗練」だけに寄せず、自然の中に置いたときの絵”まで含めてデザインを組んでいる。ここが、CX-5とは別に“もう一本の主力”を立てる理由でもありました。



企画と同時に進んだ「工場の物語」──北米で作る北米向けSUV

そんなCX-50がいつのまにかハイブリッドを積んでいるわけですが、それは生産工場と関係あるのかもしれません。CX-50が象徴的なのは、車種の企画と生産体制の転換がセットで進んだ点です。マツダは2022年1月18日から、アラバマ州ハンツビルにある合弁工場でCX-50の生産を開始したと発表しており、しかもCX-50はその工場で“最初に生産されるマツダ車”でした。

工場はマツダ・トヨタ・マニファクチャリングMazda Toyota Manufacturing(MTM)であり、トヨタとマツダの合弁。

CX-50は「売れ筋セグメント(北米コンパクトSUV)で戦う」ために、供給を安定させる=北米で作るという生産戦略と一体で進んだプロジェクトでした。つまりCX-50は、単なる“新型車”ではなく、北米で勝つための体制づくりの象徴でもあったわけです。
北米のSUV市場は競争が激しく、燃費要求も年々強まっていました。そのなかで、生産拠点・協業関係・市場ニーズが最初から同じ地図に描かれていたCX-50は、電動化の“次の一手”を載せやすい器でもあったわけです。

そして、RAV4などに搭載されるハイブリッドがCX50に搭載されるようになりました。開発スピード、コストの両面から最適解だったのでしょう。トランスミッションはハイブリッド用の電動CVT(e-CVT)となりました。

よりタフなカスタムを夢想してみました


CX-50 Hybridの“中身”──燃費と日常性能を主武器にしたパッケージ

CX-50 Hybridは、2.5L直4エンジン+電動モーターのハイブリッドで、システム出力は合計219hp。力感としては「必要十分にパワフルで、日常域の扱いやすさを重視した」方向のパッケージです。

米国EPA推定燃費は 39(市街地)/ 37(高速)/ 38(総合)mpg とされています。これを日本で馴染みのある単位に直すと、だいたいこうなります(US mpg換算):

  • 市街地 39 mpg ≒ 約16.6 km/L(≒約6.0 L/100km)
  • 高速 37 mpg ≒ 約15.7 km/L(≒約6.4 L/100km)
  • 総合 38 mpg ≒ 約16.2 km/L(≒約6.2 L/100km)

ざっくり言うと、総合で“約16 km/L前後”がひとつの目安になります。
「SUVでこの水準なら、燃費が選択理由になり得る」というのがポイントです。

※EPAは米国基準で、日本のWLTCとは測定条件が異なるため目安です


“ハイブリッドが搭載された”のはいつ?

北米(米国・カナダ)

  • 発表(ハイブリッド追加を公式に告知)2024年7月9日(2025年モデルの発表の中で “CX-50 Hybrid” を追加)

中国(参考:北米より先)

  • 中国では先行して、2023年11月に“CX-50 HEV”が販売開始とされています。

中国では北米より先行して導入されていたようです。これは意外でした。


自社開発のハイブリッドが発表されようとしている中で、再びトヨタハイブリッド搭載(前例あり)というのは逆行しているように見えます。CX-5に搭載されるであろうストロングハイブリッドの期待値は高く、そして、CX50の日本導入の期待値も間違いなくあります。その状況で、CX50のハイブリッド搭載は少し気になるニュースでした。

CX50の車窓からタイムズスクエアを眺める夢想 真ん中にラジオみたいのが無理やり入っているのはAIのせいです

あくまでも個人的な感想ですが、Mazda3やCX30、CX50が発表されたころまでのマツダは勢いがありました。簡単にいうと、デザインです。ですが、同じデザイナーにすべてを任せることもできず、その後の高級化路線は、正直、当時マツダを選んでいた人の心には響かなかったはずです。

CX50のようなアドベンチャー路線をどうして日本で展開しなかったのか。

今からでも遅くはない。CX-5でアドベンチャー的なものを出すとかじゃなくて、CX50、導入しましょう。

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