ボルボの小型EV30の新映像が公開されました。
「カー・ドアリング」なるものの説明です。
これは、車のドアを開けたときに、後ろから来た自転車が追突してしまうことをいうそうです。
そこで、EV30はミラー部分に後方から人や車、自転車が来ているかを知らせる機能があります。
この映像の中で、オランダではドアを開ける際、開けるドアにある手で開けるのではなく、反対側の手で開けるように指導されるそうです。
そうすると、自然と後ろを確認するというわけです。
「ミラーで確認すればいいじゃないか」
と思った人もいるかとは思いますが、ミラーだけでは不完全であることと、助手席や後部座席のことを考えると、全員がそれをするのは案外いいかもしれません。
この方法は「ダッチ・メソッド」と呼ばれているそうです。
日本車ではドアの開閉による自転車衝突を避けるために、スライドドアでも自動開閉の停止などを行うトヨタの「安全降車アシスト」という機能があるようです。
マツダのCX60には、BSM Vehicle Exit Warning(降車時警告機能)があり、後席ドアも機能するようです。
たとえばBSM(ブラインド・スポット・モニタリング)は他の車にも採用されていますが、目的は運転時で、15km/h以上で機能するので、降車時には機能しません。
ホンダはこの動画で降車時の警告機能を紹介しています。
スバルは「SUBARU Safety Sense」の中で、「安心降車アシスト」という同様の機能があり、各社この機能に関しては充実しています。