『007』『ドラゴン・タトゥーの女』『The International (ザ・バンク)』といったヨーロッパを舞台にした映画は、画像をクールに見せるために青めの色合いで、モダンなガラス張りのビルが多く登場する。
暖かみがなく、丸みがなく、スクエアでシャープなデザイン。
実際にヨーロッパのオランダやスウェーデン、ドイツといったゲルマン系の国では、そういったオフィスやカフェが10年ほど前から増えていき、クールな世界観を持っている。
そういったカルチャーの流れはサードウェーブコーヒーとしてカルフォルニアやポートランドといった北米に到着。
日本でもミニマリズムやシングルオリジンチョコレートといった分野で同じ価値観を共有するようになっている。
その世界観の中で生きてくるのが、やはりドイツ車とボルボだ。
ボルボはすでにその方向性でプロモーションを仕掛けていて、成功している。
他にその世界観が合致するのは、フォルクスワーゲンとアウディ。
ベンツとBMWはその世界観に存在するものの、それ以外の価値観も持っている。
アウディ。近未来的な風景も。
馬鹿にみたいにかっこいいA5。
ちょっと古いゴルフカブリオだが、素敵な動画。撮影場所はベルリン。
カオスではなく、秩序と整頓を愛する国民性がゲルマンだ。
そういう意味では東京も秩序を愛するモダンシティだが、この街にはどのクルマが似合うのか。
レクサスはどの街に佇むと似合うのか。
個人的には、青山あたりに止まって似合う国産車はアウトバック。