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ラテン車らしくない落ち着きを持つ500Lの新世界観

日本では発売されていないフィアット500Lもマイナーチェンジし、その新イメージが発表されている。

フィアットのミニバンとワゴン需要をサポートするのが500Lだが、日本で発売されないのが不思議なほど日本人が欲しそうなクルマだ。

500L Crossは500Xと需要がかぶるトレッキング仕様。そして500L Wagonはラゲッジルームを拡大したまさに日本好み。

エンジンのラインナップは0.9リッター2気筒(メタン)もあるが、この大きさなら少し物足りない。ガソリンでは1.4リッター、ディーゼルでは1.6リッターも用意されている。

 

ワゴンのインテリアはポップなチンクらしくなく、大人の装い。父親が落ち着いて使えるような、フィアットにしてはクール目な仕上がりになっている。500Xよりは確実に落ち着きがある。

 

この動画に使用されている音楽はまるでドイツ車かのような世界観。

ラテンのクルマのノリではないが、500Lはその方向性を持っているようだ。

最初に登場する500L Urbanもブラウンの車体で都市にもよく似合う。

今日本で発売されているチンクよりも、世界観を持っているような気がするがどうだろうか。

限定車の連発で、正直世界観がブレてしまっているチンクにはそろそろ限界がある。

500Xも素晴らしいクルマだが、500Lの落ち着きには叶わない。

 

だから、500Lは静かな音楽にのせて森の中をゆったりと走る。

そのまま日本まで走ってきてほしい。

 

 

 




  
 

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