BMWコンセプトiX3が北京モーターショウで公開された。
X3のEV版であるiX3。すでに2020年発売と発表されているが、予想されていたX3のような意匠とはだいぶ違うものになっている。
グリルには縦線がなく、そもそもエアを吸入する必要がないため、キドニーの形だけが残っている。
その中のデザインが今のところ、優れているとは言いがたく、コンセプトらしいとも言える。
はっきり言ってしまえば、ないなら、ないでいい。でも、中途半端にフュエルカーのイメージを残している。
同時に発表されたX3の美しさが際立つといえば際立つ。
テスラのデザインも素晴らしいが、BMWにはもっと素晴らしいEVカーを作ってほしいという願いがある。
もっと大胆なフェイスで立ち向かってほしいと思うのは私だけだろうか。
モデルXはまだクルマのデザインからかけ離れないようにという気遣いがあるらしいが、それでもEVでしかできない形と新しさがある。
つまり、このEVだからこそ、クルマのデザインはもう一つの枝を伸ばすことができる。
i8などと違って、X3のボディを使うのだから仕方が無い部分もある。
とにかく、BMWはキドニーグリル。
ここのデザインが納得できなければ、コンセプトも納得できない。
公式ツイッターでも公式画像が公開された。