フォードはフィエスタ、フュージョン、タウラス(トーラス)でセダンを展開しているが、22年までに北米での販売をやめる計画を水曜日発表した。
目標達成ためのコスト削減が目的で、SUV、クロスオーバー、ピックアップ、ハッチバックに集中するためだ。
「スモールカーはお金を失う」というのが今のフォードの考え方で、フォーカスのセダンさえ消えるという。
2022年までにコスト削減目標を倍増させ、不採算のグローバル事業を修正もしくはなくすというプランだ。
CEOのジム・ハケットは10月にコスト削減を140億ドルと掲げていたが、2020年までに255億ドルにするとした。
今後はスペースの大きな、燃費もいいクルマを目指すという。
中国で失っているのはリンカーンブランド。なので、コンチネンタルの未来も疑わしい。
また、世界の地域で十分なリターンが得られなかった場合は、完全に撤退する意向だという。
ゼネラルモーターズはすでに欧州事業を売却し、ロシアを含むいくつかの国から撤退した。
フュージョン、フィエスタはいいデザインだけにショッキングだ。
フィエスタはハッチバックがあるが、記事の様子ではフィエスタ自体の製造をやめるのかもしれない。
フォーカスはアクティブというクロスオーバー(来年発売予定)が残ると書かれていて、マスタング(スポーツカーとして)もとりあえず残る。フォーカス・ハッチバックが消えるというのは信じがたいが…(現在のところ未確定)。