UKの薄暗い街並みを走るだけだが、感動的に美しいクルマが存在している。
ベンツSUVがアルプスの街並みになぜか似合うなら、A7はロンドンを支配している。
MINIもジャガーもかなわない。彼らには彼らで似合う街がある。
残念ながら、モータージャーナリストでなければ、ロンドンでこのクルマを乗れる日本人は少ない。
住んでいるとしても、高級車というジャンルだ。
ロンドンに住み、このクルマを駆れる人は、地球上でも稀な体験をできる人。
ピカデリーの喧噪をくぐり抜け、リバティの前からハロッズへ向かう。
夢のまた夢。
だからこそ素晴らしいクルマの世界。