1.6Lディーゼルを用意した2018年度版イコノックス。当然日本では発売されていないが、コンパクトSUVとして今、北米でも注目されている車種だ。
しかし、3年前に発表されたデザインには、
Too bulky. Odd styling. Not compelling enough.(大きすぎ、変なスタイリング、魅力的とは言えない http://autoweek.com/article/car-news/2018-chevrolet-equinox-literally-went-back-drawing-board)
と酷評された。
しかしその後、クロスオーバーセグメントが活発化。開発を遅らせることはできないし、でもより良いものへと改良させていきたい。
そして、イコノックスチームは見事スケジュールに間に合わせた。
消費者の意見をもとに、ライバルより大きかった車体を小型化し、軽量化。そのために新しいプラットフォームを作り、海外向けの7人乗りをバージョンを捨てた。それでいて中は2017年バージョンよりも大きくなった。
軽量化もグラム単位で努力がされ、乗り心地が向上した。
「新しいアメリカ人のファミリーステーションワゴンになる」と評価されているこのセグメントで、イコノックスはGMを救う車として期待されている。
2016年には24万台を売上げ、GM米国販売の8パーセントという重要な位置にいるイコノックス。
「大きいのがいいのだ」という北米市場の神話から抜け出したコンパクトSUVがGMを救うのか。
ちなみにこちらは大きかった旧モデル。