











【速報】新型Volvo EX60発表。電動時代の“スカンジナビアンらしさ”を、空力で磨いたデザインに注目
ボルボがプレミアム・ミッドサイズSUVのど真ん中に投入する、完全電動の新型「EX60」。スペック面(最長810km航続・超急速充電など)が話題ですが、なんかデザインが今までのボルボBEVとイメージが違うような。写真の撮り方のせいですか?
21日、ついにEX60が発表されました。動画も同時に公開されたのですが、少しくらい夕日もしくは朝陽に照らされた渋めの演出。なんかかっこいい。今までのBEVボルボの演出ってこんなんだっけ? と思わせます。
まるで内燃機関でイケイケだったボルボみたい。
写真の撮り方はあるにせよ、フロントライトのトールハンマーや、その下に伸びるフォグみたいなライトがちょっとスポーツカーのエアカーテン的な形。

ちなみにこちらが現行EX40の顔です。

インテリアはボルボが得意とする、「落ち着き」「余白」「上質素材」の方向性を明確に継続していますが、それによって環境に配慮した優しさが全面に打ち出されていて、まるで素敵なインテリアルームにいるようでした。
自然由来を含むハイエンド素材でそういった演出をするところは変わらないし、これでスポーツカーを走らせるような気分にはならないものの、なにか少し洗練がいい方向に行っているような・・・。
パッケージ面では、ロングホイールベース+フラットフロアが後席レッグルームを押し上げて、荷室と小物収納も“家族ユース”を強く意識している模様。デザインが「見た目」だけでなく「使い勝手」にも確実に直結しているようです。







ボルボとしてはBEVの売れ行きが芳しくないため、内燃機関の継続をしている最中だし、やはり車内でも優しすぎるデザインに対して疑念が湧いたのかもしれません。「かっこいい車にのりたい」というのは男女共通の価値観であって、否定されるものではないと気づいたのでしょうか。

EX60 Cross Country — “タフ顔”を与える専用デザイン
同じタイミングで、派生モデルの「EX60 Cross Country」も初披露。クロスカントリーの系譜(大胆で個性的なデザイン、タフで表情豊かなスタイル)を、電動時代に合わせて進化させる狙いです。
デザイン面の主な見どころはこのあたり。
- 専用色「フロストグリーン」(スカンジナビアの自然に着想)
- クロスカントリー専用ホイール
- フロント/リアバンパー、Dピラーの専用意匠(アイデンティティの強調)
- ブラッシュド仕上げのステンレス製スキッドプレートで“道具感”を演出
- ワイドでタフなホイールアーチでスタンスを強化

- EX60比で最低地上高+20mm
- さらにエアサスで+20mm上げることも可能
- 逆に高速巡航では車高を下げて、効率・安定性・空力にも寄与
パワートレーンはAWDの2種類で、まずP10 AWD(最大航続距離640km)が導入され、その後P12 AWDが追加予定。欧州の一部市場では先行予約も開始済みです。
EX60は“静かな機能美”、Cross Countryは“自由の記号”
EX60のデザインは、EVに求められる空力と静けさを、スカンジナビアンデザインの引き算で成立させたもの。派手さではなく、面の精度とプロポーションで勝負しています。
一方でCross Countryは、そのEX60に「色」「プロテクション」「スタンス」を足して、暮らしの延長にある冒険心を刺激するモデルとして登場。いつもならタフさでぐっと引き締まるクロスカントリーですが、今回はEX60も負けじとクールな感じがします。



それぞれ機能面にもう少し注目すると、充電の速さはやはり売りのようです。
本国の充電システムを使った場合、340kmくらいの充電なら10分くらいで終わるとのこと。みんながこの車を持っていれば充電渋滞は起きなさそう。ただ、ゆっくり充電するEVが出回っている以上、渋滞は避けられません。
あとは、ヘッドレストがそのままスピーカーになっているのも面白いですね。 Bowers & Wilkins製28スピーカーオーディオシステムが前後4席すべてのヘッドレストに装備されています。
ジェミニを搭載した初のボルボカーであることも売りのひとつです!
