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ドイツNSU ローエイティ(Ro 80)

ロータリーエンジンとしては二台目、4ドアセダンとしては世界初となったRo 80。

1968年にヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した名車で、空力的にも高い評価を得ていた。

しかし、ロータリーのクレーム対応で業績は悪化。アウディと経営統合となった。

ただし、ドイツや英国に愛好家が多く存在しているのがこのRo 80の特長。

このロータリーエンジン技術はマツダにわたり、マツダはNSUより長くロータリーを製造した。

1905年からクルマを製造し続けた老舗がこの素晴らしいクルマで終わりがきたという皮肉だが、横からのフォルムは今みても美しい。

 

所有している男性は元エンジニアで自動車評論家のマーティン・バックレイ。

「70年代には未来的に見えたが、今でも未来的に見える」とRo80を評価する。

10年前に購入したNSUは、多少のメンテナンスが必要だった。しかし、手にしてから1時間でエンジンは始動。その後メンテナンスを施されたクルマは友人に売却。

しかし、友人はその後マーティンに売却した。

戻ってきたRo80を彼は愛し、再塗装。

人々は部品が手に入らないことを言い訳にこういうクルマを手にしないことに対して「ガソリンとオイルが入っていればクルマは走る」

と笑う。