イタリアのベネリの日本正規販売が復活しましたが、4つのモデルのうち、気になるレオンチーネ250の紹介です。
名前の由来は「小さなライオン」。これだけ最新のデザインでも、ベネリの伝統、ヘリテイジはしっかり受け継いでいるらしい。
まずベネリらしく、ロゴはしっかりアピール。
イタリアンブランドらしく、グラフィックで満足させないわけがない。
ライトは縦長サークルにLED。
1911年、イタリアのペーザロという町で設立されました。1951年ごろにはレオンチーノという名前は使われていて、125ccの単気筒モデルでした。
レースでも活躍し人気だったベネリは、1970年代から日本勢の攻勢を受けて衰退。
1980年代にモトグッツィ傘下となり、紆余曲折を経て現在は銭江グループの傘下です。
タイヤはオフじゃないけれど、スクランブラーに分類されているようです。
このお尻はたしかにスクランブラーテイスト。
何よりも、タンクから流れるようにシート下へ繋がる風景が素敵なので、ライバルはハスクバーナのスバルトピレン250かもしれません。
DOHCシングルは25.8PS。メーカー小売り価格は54万8900円 (消費税込)。
一方、スバルトピレンは31PSの59万9000円(消費税込)。
どちらもファッション性に優れていて、バイク好きじゃない人にも「かっこいい」と言わせるデザイン。
そういうバイクはバイク好きには好かれない傾向にありますが、イタリアブランドもやはり強いです。
カッパーはブラウンだが、黒に近い趣きがあって見た目がかなり引き締まっていい感じです。
レオンチーノ250のスペック
全長×全幅×全高 | 2,040×840×1,115(㎜) |
シート高 | 810㎜ |
車両重量 | 164kg |
エンジン型式・排気量 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒・249㎤ |
最高出力 | 18kW(24.5ps)/9,500rpm |
燃料タンク容量 | 12.5ℓ |
燃費 | 24.3km/ℓ |
タイヤサイズ | F=110/70-17・R=150/60-17 |
価格 | 54万8,900円(税込) |