ピザを持ち帰りで注文。助手席に置く。
「ハイメルセデス」
ベンツに話しかけたのはピザ。
すると、ピザ・プロコトルが発動する。
音楽はイタリア系。アンビエントライトはイタリアンカラー。
そして、シートヒーターオン。
こちらは2020GLS。
SUVフラッグシップとしてマキシマム・コンフォートを追究したアップデートバージョンだ。
まるで「もう一つの家もしくは別荘」のようなGLS。
仕事をする自分、家族の中の自分が佇むべき場所としてのもう一つの部屋。
7人乗りでベージュで統一された室内。舞台はマイアミ。
ナビや音楽といった装備の使い方を説明したあとは、室内に家族が乗り込む。
リアシートの真ん中部分を下げて、ドリンクホルダーを使うのかと思いきや、そこにはタッチモニターが。
「iPhoneを繋げてパンドラで音楽を聴く」という紹介をしているが、これは日本ではなかなか普及していない。
高度なサスペンション技術で、そんな路面状況でもスムースネスを実現していることもアピール。
技術、インテリアともに最高クラスのGLS(日本で発売中のものは旧型インテリア)だが、一つ気になるのが黒色ハンドル。
紹介しているトリムはベージュ内装だが、インパネとハンドルは従来の常識に囚われた黒。
やっぱりどこかで、「車っぽさ」が開発陣には抜けきらないのだ。
S Classはホワイトとウッドの組み合わせで少々お堅い。