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All New 2019 BMW X5 より上級へ向かうブランドと、迷走するデザイン言語。

新型X5が発表され、海外では今日からYoutubeに画像が続々公開されている。

5年振りのモデルチェンジで、2018年11月から発売予定。

4代目となる今回はより大きくなったキドニーグリル。新デザイン言語(他社に比べてはっきりしないが)も採用しているという。

相変わらずだが、「先代より大きく」という業界的慣行に従い、36mm長く、66mmもワイドになり、19mm高くなった。

「大きいものは良いもので高い」という幻想にとらわれすぎだ。その場合はアメリカだけの専用車を設定すべき。

 

過去3代が並んだ動画はこちら。

今からみると2代目までが何か野暮ったく、3代目でいきなりフレッシュになる。

今でももちろん通じるほど精悍で高級感もある。

4代目ではグリルが強調され、縦長になっている。質感も変え、ライト部分も当然ながらデザイン変更されている。

より変わったのはロウアーグリル部分。正直、4代目のほうがスマートに見える。

 

こんなにマイナーチェンジ並のフェイスリフトなのに、新デザイン言語とはどういうことだろう。

Z4コンセプトと今回のX5に何の関連性もない。

彼らは少しずつBMWをより上級にしようとしていて、それぞれの形をシンプルに、さらに個性を際立たせるというのが新デザイン言語だという。

思い切って新しい価値観をぶち込むという挑戦をするメルセデスとは全く違うアプローチだ。

インテリアはボタンを減らし、よりシンプルに、その分を素材に注ぎ込む。

 

より高級車へ、より上流階級へと目指していくわけだから、当然日本のBMWもそれに対応していく。

どこまでを目指すのかはわからないが、1シリーズや2シリーズの価格は上がっていくのか。

よりファミリー的な2シリーズアクティブツアラーはどこへ行くのか。

 

いずれにしろ、今回のようなデザインの変更に「より上級」というイメージを受け取るのは困難だ。

「より上級」なら、ジュリアの仕事に軍配。

新デザイン言語なら、メルセデスとボルボの圧倒的勝利。