車内において、映像と音楽のリラクゼーションを実現するアンビエンス・コンセプト。
Bowers & Wilkinsのスピーカーによる音楽体験、スウェーデンのパフォーマー(香水ブランド)、Byredo(バレード)による香り。そして北欧を想起させるアンビエントな映像。
まず、ボルボS90の後部座席に座る。
すると、ラグジュアリーのネクストレベルと定義されているアンビエンスが始まる。
ネクスト・レベルとは、物質的なラグジュアリーを超えたものだ。
どのように人間が感じるか。それを徹底的に追究し、完成したのがアンビエンス・コンセプト。
3つのエレメントで構成されていて、まずヴィジュアル、次にミュージック、そして香りだ。
ドライバーはスマートフォンのアプリから、好きなアンビエンステーマ(7つ)を選ぶ。RAIN、SWAN LAK、FREEDOMといった感じだ。なかにはスウェーデンの森林を表現したものや、オーロラもある。
セレクトすると、まず映像が天井に映し出される。ヘッドレストからは音楽。足をのばし、リラックスする。
センターコンソールからはセント(香り)を送るデバイスが出てくる。
このアンビエンスコンセプトは、今日開催の北京モーターショー2018で初公開される。ベース車輌は助手席をなくした3シーターモデルS90エクセレンス。
香りは4種類の中から、テーマに合ったものが選ばれる。
上の映像で最初に出てくるのは、要するに人が疲れる都会の映像。中国向きのコンセプトだけに、そんな騒がしい日常から逃れるための空間がS90ということだ。
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