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アルティマ、アヴァロン、RAV4 それぞれの海外モーターショウ RAV4の北米での期待度は高い。

NYモーターショウでの日産アルティマ(ティアナ)紹介動画が届いた。

アップルウォッチやアンドロイドウェアといったスマートウォッチの連動、アマゾンのAlexa Skillが使えるなど、コネクトサービスの充実が目玉だ。


 

デザインの特長はなんといっても、サイドウィンドウが後方に向かって流れていくような斬新なもの。

直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンVCターボエンジンの最大出力は248hp、最大トルクは37.7kgmで、VCとは可変圧縮比エンジンのことだ。

 

最新インフォテイメントは8インチマルチタッチカラーディスプレイで、CarplayとAndroid Autoに対応する「日産コネクト」を標準装備する。

専用アプリにってアップルウォッチ、アンドロイドウェアと連動し、遠隔操作でエンジンの始動と停止ができる。

他にもドアロック、アラートのオンオフも可能になる。

 

という感じで、コネクト部分強化は文句なしというところで、アマゾンのAlexa Skillにも対応しているのだから、当分は不満なしで暮らせるだろう。

 

一方、デトロイトショーで発表されたトヨタ・アヴァロンがNAIASにも登場。

60代から40代へとターゲットを変更したアヴァロンはカムリの評判と相俟ってなかなかいい。

 

しかし、RAV4の注目度にはかなわない。

アメリカでもカナダでも常に売れているRAV4は、NYモーターショウでフルモデルチェンジした姿を披露した。

6年ぶりの刷新で全長4595×全幅1855×全高1700mmと全幅を10mm拡大してきたRAV4。

先の25年を見据えた問いかけをしているということで、力強いSUVの姿を再定義している。

インフォテイメントシステムは米国仕様のEntune 3.0 で、3種類で攻めていく。

最高級はプレミアムオーディオで、ナビ付きマルチメディア、8インチディスプレイとなる。

デザインはオクタゴン(8角形)をモチーフにしていて、フロントの表情はまさにオクタゴンの角度が随所に登場している。基本的にはピックアップのタコマと共通で、アメリカ的な荒々しい印象を与えている。

日本ではついに2019年春に復活するらしく、そうなれば日本のSUV市場は大変なことになる。

全幅をどう市場が受け入れるかは謎だが、「大きくて走りも良い」という絶対的な信頼を背負って来襲するのだから、売れるに違いない。

 

全長はマツダCX-5が4545mm、フォレスターが4625mmと、RAV4が日本市場で長すぎるということはない。

全幅もCx-5で1840mm、フォレスターで1815mmと、最大ながら恐れるほどの幅ではないのかもしれない。

 

昨年、RAV4は米国で40万台以上が販売されたが、カムリは2万台。

凄い車です。