ボルボがV90から新しいデザインになったのは、トーマス・インゲンラートがデザイン担当副社長になってからだ。
彼は2012年7月に同職に就任し、今は高級電気自動車部門となったポールスターのCEOに就任している。
今のV40のデザインはピーター・ホーバリー氏だが、インゲンラート体制になってから何が変わったかかというと、「水平基調」だ。
まず、ボディの丸みというものが随分と減った。
というのも、彼が辿ってきたブランドに秘密がある。91~94年はアウディ、95年から00年がVW、00年から06年がシュコダ(Skoda)といったブランドでデザイントップを担い、06年にはVWブランドセンター所長としてすべてを統括する立場となった。
彼は現行ボルボの全ラインナップが変わる前にポールスターに移ったが、V40はすでに2016年に40.2というコンセプトが発表されていて、それを基に登場する予定だ。
トーマス・インゲンラートが自らポールスター1を発表する動画。
シュコダ時代のインゲンラート氏。グリルデザインが今のボルボと共通点あり。
1964年 ドイツKrefeld生まれ。
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