Triumph Thruxton 400:400ccとは思えない、嫉妬される迫力カウルがすごい
TriumphがヨーロッパA2向け400cc 市場に送り出した「Thruxton 400(スラクストン400)」。見た目はまるでSPEED TRIPLE 1200 RRのミニチュア版。そのカウル形状が“まさに同じ”という衝撃の事実が、ライダーたちに嫉妬心を呼び起こしています。

■ まさかの“本気”カウル搭載
Thruxton 400のカウルは、なんとあのSPEED TRIPLE 1200 RRと形状がほぼ同一。スーパーネイキッドにフルカウルを融合させた、1200 RRの象徴的なシングルヘッドライトカウルを、なんと400ccモデルにも採用してきたのです。
高額プレミアムモデルのデザインをそのまま使われたら、そりゃもう上位モデルのオーナーも嫉妬せざるを得ません。
実際、SPEED TRIPLE 1200 RRのカウルは世界的にも高評価で、スポーティさとエレガンスを両立した稀有なデザイン。それを、ミドルクラスのThruxton 400にポンと載せてしまうTriumphの大胆さがすごい。

■ スペックは?
- エンジン:399cc 水冷パラレルツイン(Speed 400と同系統)
- 最高出力:42ps(推定)
- 車重:約170kg台前半と予想
- ブレーキ:ByBre製ラジアルマウントキャリパー+ABS
- サスペンション:倒立フォーク+リアツインショック
- タイヤ:クラシカルな18インチ(F)、17インチ(R)
しっかりスポーティで、でもクラシックな雰囲気は崩さない絶妙なチューニング。最高出力42PS/9000rpm、最大トルク37.5Nm/7500rpmを発揮する排気量398ccの水冷TRエンジン。
■ カフェレーサーのど真ん中に突き刺さる
このThruxtonはそもそも、「カフェレーサー」という文脈で見ると、完全にツボを押さえたバイクです。それを400ccという世界に導入したことが驚きです。
| 項目 | Speed 400 | Thruxton 400 |
|---|---|---|
| 出力 | 約40 HP(8,000rpm) | 約41–42 HP(9,000rpm) |
| トルク | 37.5 Nm | 37.5 Nm |
| 車重 | 約179 kg | 約183 kg(+4 kg) |
| サスペンション | 標準 | スポーティに調整・ストローク増 |
| ハンドル/フットポジション | ネイキッド風 | クリップオンバー、後方ステップで攻める姿勢 |
| その他 | 無し | フェアリング、リアカウル、バーエンドミラーなど|カラー4種展開 |

改めまして、驚きです。
Thruxton 400は、Speed 400のプラットフォームをベースにしながら、カフェレーサーとしての存在感を際立たせる大胆なデザインに刷新されています。フロントにはセミフェアリング付きのバブル型カウル”と丸目LEDヘッドライト(DRL内蔵)を搭載し、コンパクトながら堂々たる表情です。

