9月のミュンヘン・ショーで披露された「リモ」は、ルノーグループがビジネスに特化したブランドとして新たに創設した「Mobilize(モビライズ)」の新型車。
目的は「柔軟なモビリティサービス」を実現することで、このリモはサブスクリプションサービスによって販売され、タクシーやハイヤー、社用車としての利用に特化している。
バッテリーは60kWhの航続距離450km。最高出力149ps、最大トルク22kg-m、0-100km/h加速は9.6秒、最高速度は140km/h。
全長4670×全幅1830×全高1470mmで、Dセグセダン。
移動サービスを想定しながらも、セダンクーペという高級路線。
1日で都市部240kmを走行するクルマを想定して作られている。
後部座席のスペースは大きく確保し、288mmのニールームがある。
気になるタッチスクリーンは12.3インチ
フロントは10.25インチのデジタルメーター、そしてコンソールは12.3インチのタッチスクリーン。
スマートフォンのミラーリングが可能だ。
走行モードは3つ。3段階回生ブレーキで、11.2mで旋回可能。
荷室は411リッター。
面倒なEVの購入をサブスクで簡単に気軽に行えるというのがこのサービスの肝で、当然ながら欧州の展開がメインだが、日本のタクシー事情に影響があるのかどうか、気になるところだ。