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「白い室内」について考えてみる。

白で統一されたインテリアに惚れてしまったら、車選びはだいぶ限定されることになる。

高級車に多く、やはりほとんどの車は黒系がメインだからだ。

白系インテリアの車を順に見てみよう。

まずはベンツSクラス(400 h エクスクルーシブ AMGライン)。

シートに黒い部分が少ないうえに、天井から床まで白系で統一されている。

VWビートルもひとつ前のモデルはベージュ統一系がある。

ダッシュボードは一部が外の色と合わせているが、ダッシュボードやドアパネルが白系で統一感がある。

実はこのタイプはゴルフにも一時期設定されていた。

茶革もあるのだが、シート以外が黒でまったく似合っていないというのもある。

これはゴルフ6だが、2013からの7代目でも初期型は設定があった。

 

レクサスIS250Cのアイボリーも上品でいい。

 

日本でもアクアやミラジーノ、キャスト、ムラーノなどがホワイトレザーに挑戦したが、シートだけが白で他が黒なのでまったく意味がなかった。

その点ではマツダが挑戦している白レザーも黒部分が多くパンダ的で、最近になってアテンザがシート部分においては白面積を増やしたが、全体的にはまだ黒が多い。

BMWも白レザーが多いけれど、パンダ的なものが多い。

そのなかでも、アクティブツアラーの統一感は現行車で抜群。

床も含めてとにかく白い。

ミニコンバチブルの白シートもいい。ドアの内張が白なのでバカンス感が抜群だ。

少し古めの国産車であれば日産フィガロが最強だ。ハンドルまで白い。

高級車ではマセラティ。

 

このように白系統の車はいろいろあるけれど、黒部分が少なければ少ないほどいい。

中途半端にやるなら、黒統一のほうがいいのだ。

しかし、白ハンドルの設定はチンクエチェントと最初に紹介したメルセデスくらいで、あとはフィガロになる。あとはセンターコンソール、床もしくは床マットの白設定が進めば、白レザーはもっといきてくる。

 

そもそも白レザーシート設定が少ないのだけれども、設定のある車はあと少しだけ白を増やしてくれれば、本当にいい設定になるのだ。