プジョー208が199万円からの価格設定で発売されるという。輸入車の曖昧な価格設定に苦言を呈してきたkuluma.jpとしては気になる数字だ。
240台限定の208の名前は、ファーストセレクション。
大抵、最低価格は乗れるような装備じゃないが、今回はどうだろうか。
まず、搭載されているものとして打ち出されているのが、i-Cockpit。小さいハンドルの上からモニターするプジョーの方法と、7インチのタッチスクリーンが付いてくる。ブレーキはレーダーによる自動ブレーキ(5~30km)。そして、エンジンは1.2リットルターボの普通のもの。
メンテナンスプログラムは、ライトプランをプレゼントとなっている。
他はクルーズコントロール、ライトはLEDランプ付きハロゲンヘッドライト、フォグランプ、オートワイパー、オートヘッドライトと、VWポロだったら完全にオプションとなるものがだいたい付いている。
エアコンは花粉フィルター付きながらマニュアル。シートはもちろんファブリック。リアシートは6:4分割可倒、6スピーカー。
ホイールはスチールの上にキャップという廉価版。
ペイントによるオプション価格もすでに含まれている。
208のATは217万円からスタートし、白以外の色は4万円以上する。
ナビやフロアマットを付けず、ライトプランにして、諸経費278,570円。限定車はライトプランが入っているが、おそらく諸経費が入っていないことを考えて、相当お得な価格かもしれない。限定車に含まれていないのは、バックソナーとスーパーティンデッドガラス。
MTは199万円と、限定車と同じ価格からスタートするが、1.2リットルノンターボ(自然吸気が好きな人はこっちがいい)。
結論として、この208限定車を購入しても、エントリーモデルとしての強烈な不満を感じることはない。
気になるとしたらホイールとマニュアルエアコンくらいで、他社同エントリーと比べても装備は充実している。
あとはナビ設定で20万程度のオプション価格になるかどうかくらいだ。
エントリー価格で装備もしっかり付けているという輸入車は評価大。
他社がよくやる、「エントリー価格で売る気はない」のとは違う。
なので、250台のオーナーはラッキーだと断言できるだろう。