ウィスコンシン州、Wauwatosaから始まる映像。
ここはハーレーダビッドソン、プロダクト・デベロップメントセンター(製造開発センター)。
歩いているのはデザインディレクターのベン・マッギンレーとリード・スタイリングのアシュレイ・ニーマン。
つい先ほど発表された2022ナイトスターの製造過程をのぞき見です。(4月13日午前0時(12日深夜24時))
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奥の奥の大きなドアを開けると、ガチンコ。
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途中で加わったケイル・ウィックはチーフ・エンジニア。
まずはエンジンを取り囲みます。当然ながらそのエンジンはレボリューション・マックス。
「今回はまたエンジンの見直しを行ったよ。975cc、可変バルブ、ダウンドラフト・エア・インテーク・システム。これは本当に素晴らしい技術で、トルクやパワーを与えてくれる」
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アシュレイ「このバイクに必要ないものは何もない。このバイクのソウルは生(raw)で反抗、gritty(気骨ある)。そして、興味深いビジュアルが飽きさせない」
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ベン「このマックスのコンビネーションが素晴らしい。トルクやテクノロジー、パフォーマンス、これらを同時にまとめるクラフトマンシップもね」
ケイル「ナイススターは485パウンド(220キロ)。この軽さは、スタンドをキックするとすぐ分かる。走り出しても感じるはずだ。まるでロケットシップだよ」
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ベン「このバイクを造るにあたっての問題である燃料やエアのコンビネーションはどう解決したのかというと、シートの下にフュエルタンクを設置したことだね。従来のタンク部分はエアインテークになっている」
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「おかげで重心が低くなって、操縦性が増している。モードは今回も3種類だけど、スポーツは本当に速い。それに、9000回転以上で走れるよ」
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映像はなんと27分。(タイトルは『Instrument of Expression(自己表現の手段)』)
ハーレーの映像へのこだわりは凄いです。
各地のカスタムビルダーの話が続きますが、TOKYO, JAPANも18分から登場。
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川崎市のヒデ・モーターサイクルでした。きっとアメリカ人はハイドと読んでいることでしょう。
ちなみに、今回のナイトスターのタンク部分、エアボックスカバーはスポーツスタークラシックモデルを継承。シャーシはスポーツスターからモデリングされている。
エンジンは975ccレボリューションマックス975T(スポーツスターSは1252cc)。リキッド・クールド、液冷です(日本のオフィシャルには水冷と表記)。89馬力。リアはツインショック、価格は188万7000円から(アメリカ13499$)。カラーはビビッド・ブラック、ガンシップ・グレイ、レッドラインレッド。
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最近、公道ではスポーツスターSをちらほらみかけるようになりましたが、購入検討中の人はこれから迷うことになりそうです。