マイナーチェンジのCX-5がマツダUSAで発表された。サイトの文は以下の通り。
ENHANCED SIGNATURE DESIGN
Drawing inspiration from our Kodo design philosophy, the Mazda CX-5 2.5 Turbo Signature takes its sleek exterior styling to new levels. With a redesigned front grille, 19” alloy wheels and matching body-colored lower bumper and wheel arches, it stands out in the city even at a standstill.
「止まっていても街中で目立つ。ボディカラーとマッチしたバンパーとホイールアーチ。19インチアロイホイール、リデザインのフロントグリル。魂動デザインからインスピレーションを受けたCX-5 2.5ターボ」
ということで、CX-5に見慣れた人ならすぐに気づくライト内の構造の変化とシグネチャーウィングのシルバー部分の巨大化。そして同色化されたバンパー類。好き嫌いが分かれるところ。
これらの同色グレードは「ハイプラス」と呼ばれるグレードらしい。
以上がUSAだが、驚きはこのあと発表された欧州のニュースだった。
今までのマツダの発想にはない、アウトドアに寄せた「ニューグラウンド(日本ではField Journey)」。色はライム色で「ジルコンサンドメタリック」。黒のフロントグリル内にもライムグリーンのアクセントが置かれる。
シートはライムグリーンステッチのスウェード素材。
最上級GTスポーツのトランクボードは耐水リバーシブル。ワイヤレス充電も追加される。
「遊び心がない」と批判もあったマツダだが、ここに来てまったくの遊び心、ジープ方面の色を入れてきた。
各社オフロード仕様に力を入れているなか、出遅れ感はあるものの、「売れる色」になることは間違いない。
ただし、この下の「ホムラ(Sports Appearance)」もMazda3同様、黒のシグネチャーウィングで人気は出るだろう。
ホムラ(スポーツ・ブラック)のインテリアは随所レッドステッチ。ロウアーバンパーやフェンダー、ドアミラーなどがブラックになる。