BMWのX3とEVのiX3を同時に紹介した新CM。
少し前はX3といえばSUVであり、ガソリンもしくはディーゼルだったが、今はEVとプラグインハイブリッドが同時にラインナップされている。
X3は6月に改良新型という形でリニューアルし、キドニーグリルやヘッドライト、前後バンパーが刷新したうえ、テールライトが新しくなったことで、BMW的にはほとんどフルモデルチェンジ並みとなっている。
新形状フロントバンパーは丸みをとってソリッドになり、キドニーは大型化。
ヘッドライトはよりフラットになり、フルLEDテクノロジーでアダプティブ機能もオプション化。さらに、オプションで650m前方を照らすレーザーライト機能も用意してある。
ヨーロッパではキドニーとアンダーグリルの間にナンバーが入ることになり、面積の拡大化も行われた。
リアテールはブラックの縁取りが特長で、中のライトは3Dデザインに。
マイナーチェンジ前はいろいろ丸みがある。
こちらが新デザイン。
現行型はキドニーがブタ鼻を想像させるだけに、丸みがそれを助長していて、アンダーグリルへと繋がったフロントマスクも評判は悪かった。
今回はあくまで普通に、アンダーグリルを配置し、左右に縦型のエアインテークがスマートに配置されていて、精悍さを増している。ブタ顔にも見えない。
リアライトもご覧の通り凝っていて満足度は高い。
「大人のクルマ」として愉しみたい人にとって、今回のマイナーチェンジで改めて現行型の丸みが浮きだってきた。そして新型がより魅力的に感じてしまう。
そして、48Vマイルドハイブリッド。
センサーが増えた現代のクルマには48Vはぜひ搭載したい。