中国の自動車メーカー、ジーリーのブランドLYNK&CO(リンク・アンド・コー)の03が上海モーターショウで発表される。
セダンのコンセプトで、SUVの01ですでに優れたデザインを世に示したLYNK&CO。
プラットフォームはボルボのCMAなので、性能面でも安心で、オープンデジタルプラットフォームで誰もがアプリを作れるというのも斬新だ。
シェアするときはクルマのアプリで時間を設定すると、他の人がスマホで見つけて貸し出しができる。
斬新すぎて、その機能は使いたくないような気もするが、それがクルマの未来なのか。
このブランドは「先進とは何か?」を問いかけている新興ブランドなので、テスラ同様、クルマの未来を作っていく可能性がある。従来のメーカーができないことは新興にしかできない。
このプロモーションビデオは、彼らの向かっていく方向性を示している。
完全な定価設定や、オンラインによる発売も予定しているようだ。
商品名を01とするのは、従来の慣習を単純化するという方法を名前にも用いているためだ。
01の次に発表されたのはサルーンモデルの03となる。
「高品質のクルマを人の手に届く価格で出す」というコンセプトは素晴らしい。
「高品質のクルマは人の手に届かない価格で出す」という従来の慣習をぶち壊すのだ。