現地時間の26日12pm(GMT、16時間前)、トライアンフのSpeed Triple 1200 RSがグローバル・リヴィールとなりました。日本では26日から予約注文可能です。
新エンジンについて、チーフプロダクトオフィサー、スティーブ・サージェントさんが登場。
「最高出力、最大トルク、加速性能も歴代最高になるように1160cc3気筒エンジンをゼロから設計した。最高出力は30PS向上して10750rpmで180PS。レブリミットは11150rpm。
トルクは8Nm向上して9000rpmで125Nmを発生する。
軽量化、低慣性化でレスポンスも向上させている。
また、3気筒の咆哮にはより一層磨きをかけた」
次にMoto2レーサーのジェイク・ティクソンさんが登場。
「他の3気筒と比べても凄いです。パワー伝達はMoto2マシンに近い」
チーフ・エンジニアのスチュアート・ウッドは「ライディングに革命を起こすべく、歴代最高の敏捷性とレスポンスを実現しました。歴代最軽量となり、10キロ軽い198キロに。乗車姿勢はアップライトに、ハンドルバーは13ミリ幅がひろがった」と語っています。
すべての次元でレベルアップし、究極のネイキッドスポーツとして君臨するスピードトリプルですが、1994年からスタートし、少しずつ改良を遂げてきた人気モデル。今回で排気量は1050ccから1160ccに。パワーウェイトレシオは1.1kg/PSになりました。
フロントフォークはφ43mmの「NIX30」倒立。ブレーキキャリパーはブレンボの新型モノブロック。
ライディングモードは「レイン」「ロード」「スポーツ」「トラック」「ライダー」の5パターンが用意されています。
クイックシフターはアップダウン両方。クルーズコントロールも追加されました。
大型としてはもう当然ながら、6軸IMU搭載です。これによって加速度や車体姿勢がわかるので、トラクションコントロールやコーナリングABSといった機能に繋がっていきます。
カラーは2色で、サファイアブラックとマットシルバーアイス。199万9000円からです。
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