ポールスター第二弾であるポールスター2に続き、ポールスターの家訓的なモデルが発表された。
ポールスター・プレセプト(プリセプト)は、持続的社会への野望であったり、テクノロジーのプランであったり、デザインの願望といったものを混ぜ合わせ作られたもの。
今後はこのコンセプトを目標にポールスターは作られる。
インテリアではプラスティック素材を減らし、天然だったり、リサイクル素材を使う。
従来の素材を使わずとも、快適で美しいインテリアは可能だという。レザーやウッドといったもので構成される「プレミアム」を廃し、新たなプレミアムを構築するのだ。
また、車内の15インチ縦型スクリーンとステアリング背後のデジタルパネルにはAndroidのシステムを搭載。ドライバーがどこを見ているかをEyeTrackと呼ばれる機能で把握し、外を見ていればモニタは暗くなり、モニタを見れば明るくなる。
外観はポールスター2のようなボルボ的な要素がふんだんに盛り込まれたものとは違い、よりEVらしいミニマリズムデザインになっている。自動車のこれまでの流れを尊敬するのではなく、先進的テクノロジーに寄り添ったものだという。
グリルは廃止され、同じ場所にレーダー・センサーとカメラを搭載。SmartZoneと呼ぶことになった。
EVカーとして選んでもらうための個性は何かを追求して発表されたプレセプト。エレクトリッジ・エイジのためのハイテク・ミニマリズムとなる。