アウディの「エイミー」のCES2020でのレビュー動画。
レベル4の自動運転を可能にし、次世代を見据えたクルーズ車になっている。インテリアは家のそれに似せてウッドダッシュを使用し、シートはスウェーデン家具のようにしている。
見た目はやはりコンセプトカーらしくもあるが、量産の雰囲気もある。
これだけ今のクルマのインテリアと趣きが違うと、さすがに乗ってみないと印象や感想は持つことができない。今までスポーティではない、こういったインテリアに否定的だった人も、いざ乗ってみると価値観が変わる可能性があるのだ。
ウッドやドアレールなどをリサイクル製品で作られ、トリムパネルなども親しみのある素材となっている。
グリーンハウスがほとんど外光を取り入れるフォルムになっているのも、ぜひ実現してほしい。これは、電気によって透明度が変化するスマートガラスだ。
ちなみにドアは観音開き。
レベル4の自動運転は、高速道路もしくは都市部の特別な地域に限り、完全自動運転が可能になる。
そのほかの地域では運転が必要なため、ステアリングやペダルがある。Audi Alcomはレベル5なのでない。
トヨタが今後、富士山麓で開発するような街では、このレベル4のクルマが揃って自動運転をする。
車内で過ごす時間を真剣に考え、VRゴーグルも標準装備しているという。クルマの動きに合わせたゲームもできるようだ。
自動運転のクルマだけが走る街ならば、たしかに飛行機の中のような過ごし方ができる。心はまだまだ追いつかないが、未来は考えないと始まらない。