北米トヨタが新型RAV4のプロモーションを開始した。
「アドベンチャー」というモデルで表現するテーマは「エンドレス・ジャーニー」。
スバルが持って来そうなテーマだが、北米の本気SUVの大先輩トヨタは譲らない。
特長はBig foot。つまり大きなホイール。
Lift up。車高を上げている。
Utility。荷台スペースの強化。
コンフォータブル・インテリア。さわり心地を重視した合皮を採用。コンソールをワイドにして、トレイは滑らないように。
スピードメーターは7インチのマルチインフォメーションディスプレイ。
リアシートとレッグ・スペースは拡大。パノラミック・ムーンルーフの採用。
という感じだ。
面白いのは視界の確保で、リアのドアウィンドウを拡げ、リアビューミラーはデジタルにした。
そのため、ラゲッジルームに荷物が積み上げられていてもドライバーは後方を常にチェックできる。
ビデオでは美しいロッキー的な風景をRAV4が走る。
映像ではエンジンのスムースさ、リニアなアクセルを強調。4WDのトルクベクタリングコントロールも紹介している。
というわけで、相変わらず魅力的な北米指向のRAV4。欲を言えばもっとインテリアを汗臭く泥臭くワイルドにしてほしかった。そもそも街乗りを意識したクロスオーバーなので仕方ないけれども、日本で発売されている最近の都会志向SUVよりはもっとオフローダーなのがRAV4。
水や泥でガンガン濡れても汚れてもいい防水的なアーミー的な仕様でも面白かったかもしれない。高級路線じゃないだけに。
高級路線のSUVとは一線を画すアメリカンなトヨタ、スバルと並んでとてもいいです。
それでは、25年前に生まれた、都会でも走れるSUV、RAV4誕生を紹介する映像。