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LAモーターショウ 2018新アテンザ登場 発表会動画と残念な点。

LAモーターショウで公開されたNEWアテンザ(Mazda6)。

背景と陰影を強調したイメージ写真は当然、素晴らしい。

CX-5と同じメッシュグリルを採用した顔つきは、欧州リゾートで通用するレベルまで来ている。

LEDライト(デイタイム?)は今までのどのフォルムとも違う逆三角形型。

フォグランプ付近もメッキバーが強調され、ラグジュアリーと呼べる世界観を生み出している。

 

発表会の様子。


残念なのは、フード(ボンネット)に違いが見られないこと。

メルセデスがCLSで「作りの違い」を見せつけたのとは対照的だ。

彼らはサーフェスをシンプルにしつつも、シャープなラインとカーブをデジタル家電やMacといった次元まで持って来た。

車の造形は、そういった最新家電のフォルムと比べると、まだまだ前世代的だが、CLSはそこが圧倒的に違う。

グリルまわりの微妙なカーブは、このアテンザとは世代が違う感じがする。

ライトの造形もほぼ変わらなかったのは残念だ。このライトの形で今後5年もつのか。

 

インテリアは所有する歓び、佇む歓びがあるが、シフトノブが変わらない。

欧米の街並みに佇む姿はクールだ。

 

進化しているのは間違いないが、アテンザはフラッグシップ。

ロードスターもマツダのフラッグシップと呼ばれているが、高級路線で憧れる車としては、あと一歩か。

 

他社が高級スポーツカーからSUVという流れがあるのに対し、SUVからセダンという流れも気になる。

アテンザはもっと手の届きにくいところまで持っていき、その憧れをSUVで昇華するという流れを見てみたい。

できないのなら、ロードスターのデザインでSUVを。

デミオはアクセラの小さい版というより、CX-5のミニスケールという形をしているので、デミオが該当するのかもしれないが…。