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三菱ミラージュ 森の中で読書、そして雨の中で。女子にはベスト、だけども…。

街中でほとんどお見かけしない三菱のミラージュ。

日本では会社自体にいろいろあったけれども、海外ではセダンのミラージュG4が普通に発売されていて、なかなか外観が素敵だ。

 

AUTOWEEKより

夕陽の沈む川もしくは池のほとりに佇むディープレッドの丸みを帯びた外観。

ハッチバックよりもスリムで日本のセダンのような年配の雰囲気はない。

デミオも同じ大きさでタイにおいてセダンがあるように、コンパクトセダンには需要がある。

ボンネット(フード)はフラットじゃないので夕陽や街並みが映ると美しい。

グリルはシンプルなのでデザイン云々語るほどでもなく、それが主張しすぎないのでいい。

ポイントはその下の丸みを帯びた曲線だと思う。写真ではそこに木々の映り込みがあって、造形的には完璧だ。

 

一方、日本のハッチバックは、セダンを見たあとに見ると少しサイドビューが残念。

ハッチバックでもボルボのように(後部座席の高さが犠牲になっているけども)気をつかったシェイプにすることもできる。

スペシャルムービー「ME & MIRAGE」では、海外の街並みに駐車しているミラージュが映っている。

そこから街を抜けて森の中。木漏れ日が映るミラージュがなかなかいい。

森の中でハッチバックらしくオープンにして読書をする女性。

実際にそんなことをする人はいないけど、そんなことをしそうなイメージがあるクルマではある。

それに、実際にトライしてみると、楽しいと思う。

 

映像は雨の日へ。女性は失恋する。

夜の港で雨に打たれるミラージュ。

最後はある晴れた日、気をとりなおしてミラージュでドライブにでかける。

すぐに森の中の素敵な道を走る。(実際はなかなかそうはいかない)

メッセージは、「YOU’VE GOT A FREIND.」。いい。「友達を見つけたね」

素晴らしいプロモーションムービーだと思う。

 

女性が街でも自然の中でも楽しめる友人としてのミラージュ。

オフィシャルサイトにあるような戦闘的な写真とは真反対の穏やかななイメージだけども、この穏やかイメージでこのクルマを捉えることにしたい。

正直なことを言えば、オフィシャルのイメージ戦略は女性にとっては最悪(※書き手は男性)です。

スペシャルムービーが秀逸なだけに、残念。ちなみにプジョーサイトも同様の問題がある…。

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