マスタングとアストンマーティンを合体させたようなデザインのジェネシスG70。
コンパクトセダンとしてALL-NEWだが、その外観に対して北米での評判はいい。
ライバルはVolov S60、Infiniti Q50、Alfa Romeo Giulia。
また、2016のこのカテゴリー(コンパクト・ラックス・セダン)のトップはBMW3シリーズ、2位にメルセデスCクラス、5位にアウディA4とドイツ勢がやはり健闘している。
G70がそれらのライバルよりも魅力がある点として、エンジンパワーをあげている。
ゼロヒャクの比較(G70は3.3ガソリンターボ)
Audi S4, 0-60 mph, 4.4 sec
Mercedes-AMG C43, 0-60 mph, 4.6 sec
Genesis G70, 0-62.13 mph, 4.7
BMW 340i, 0-60 mph 4.8 sec
これはほぼ340iと同じということになる。ベースは2.0リッターターボで、アップグレードはV6の3.3Lツインターボ。
365HPで、340iより35hp大きく、アウディS4の354hpよりも勝っている。
エンジンだけではない。リッチアーなインテリアも評判がいい。
このクラスのどの車よりもレザー使い方がいいという。
ということで、韓国勢はなにより研究熱心で、ドイツ勢に学び、真似をして、超えるということをスマホや家電だけでなく、車でもやっていて成功している。
欠けているのは歴史とブランド力だけ。
とりあえず、デザイン力は日本のプレミアム国産勢と遜色なし。
素直にブランドメーカーからスカウトしたデザイナーが活躍し、内外装はベントレー出身者だという。
カラーはベンツから移籍した人物、チーフデザイナーはルーク・ドンボルケ。
G70は2015年に独立したブランド、ジェネシスの最初の自社開発モデル。