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【注目EV】クラシック×モダンの融合──ホンダ系「E-VO」フルサイズ電動バイクとして中国で登場

都市とバイクの新たな関係を提示する電動バイクが登場しました。五羊ホンダ(ホンダと中国・広州汽車の合弁会社)が発表した「E-VO」は、クラシカルなカフェレーサースタイルと最先端テクノロジーを融合させたフルサイズ電動モーターサイクル。その完成度に、世界のEVファンから熱視線が注がれています。

クラシック美と都市機能を両立

E-VOは、丸型ヘッドライトやティアドロップ型カウル、フラットなタンクラインとシートなど、クラシックな「カフェレーサー」テイストを踏襲。しかし、そこにクリップオンハンドルやバーエンドミラー、アルミスイングアームといった現代的装備が加わり、スポーティかつ洗練されたシルエットを構築しています。

実用性も妥協なし──最高速120km/h、航続最大170km

搭載されるミッドマウントモーターは、最高出力15.8kWを発揮し、最高速度は最大120km/h(トリプルバッテリーモデル時)。加速性能も抜群で、0→50km/hをわずか2.8秒で駆け抜けます。

バッテリーは4.1kWhと6.2kWhの2種から選択でき、航続距離は最大170km(WMTCモード)。どちらも取り外し可能で、家庭用コンセントからの充電時間はそれぞれ約1.5時間/2.5時間と、実用レベルです。

先進装備で街乗りが楽しくなる

7インチのTFTディスプレイとサブスクリーンには、速度や電池残量だけでなく、ナビ・空気圧・音楽再生まで集約。Bluetooth接続、NFCキー起動、USB-A/USB-Cポートも標準搭載。
また、安全性を高めるクルーズコントロール、トラクションコントロール、ヒルホールド、リバースアシスト機能を搭載。さらに1080P対応のドライブレコーダーも標準で装備されています。

DJIアクションカメラと連携、走る撮影スタジオに

特筆すべきは、アクションカメラブランド「DJI」製品との連携。専用スイッチでカメラの撮影を即開始でき、トリプルバッテリーモデルでは前後にカメラも装備。走る映像制作マシンとしても注目です。

カラーと価格

カラーはホワイト/ブラックの2色展開。中国(正式名称はWuyang‑Honda E‑VO)での販売価格は、

  • 4.1kWhモデル:約60万円(3万元)
  • 6.2kWhモデル:約73万円(3万7000元)

五羊ホンダの「E-VO」は、都市生活とスタイル重視のユーザーにとって理想的な電動バイクの一つ。クラシック好きも、テック派も、その両方の心を掴みそうです。

カフェレーサースタイル:丸型ヘッドライト&ティアドロップ型カウル、フラットタンク&シートがRetroな印象を演出

アルミスイングアーム&倒立フォーク:フロント倒立フォーク、リアモノショック+アルミスイングアームにより、スポーティな足回り

TFTディスプレイ&モダン装備:7インチTFTやカメラ連携、USBポートなど先進仕様

・白と黒の2色展開

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