のっぺりさ加減は新しくなったベンツデザインの中でも最上級となりそうな2020E-Class。
特にフロントライトからボンネットにかけての丸みが凄い。
特長だった鋭いキャラクターラインは、緩やかなものになった。鋭角な部分も一部に残しつつ、あまり鋭い線は感じられない。ヘッドラインまわりは凹凸が激しかったが、それも緩やかになった。
グリルの部分もフロントバンパーの切れ込みからグリルに緩やかなに入るような設計で、急激な凹凸がもうない。これは非常に洗練された感じを受ける。形も当然ながら下辺が長い台形になった。
VWのID.4と同じ3月3日にデジタル発表された改良新型E-Class（ジュネーブモーターショウ中止のため）。エクステリア以外で気になるのはステアリングのデザインが刷新されていること。機能的にもハンズオフ検知機能がアップデートされ、検知を静電容量式センサーに変更された。
ステアリング内のタッチコントロールボタンが光学式から静電容量式（指を近づけるだけで反応する）になったのも、光学式に多少の問題があったのかもしれない。ハンズオフに関してはステアリングを握るだけで、少しも動かす必要はなくなる。
デュアル3スポークとなったステアリングは、以前のデザインと比べて格段にクールになった。
Sクラスでもこの新デザインが引き続き採用されそうだ。
嬉しい機能はブラインドスポットアシストで、車から降りる際のアシスト。車や自転車が時速7km以上で通り過ぎようとしているときにサイドミラーで警告する。
AMG E53
こちらはワールドプレミアの様子
前モデルとの違いがよくわかる映像