1973のボディが腐食したようなBMW2002をレストアした女性の話。
サンフランシスコに住むLisaさんは、古びてしまったクラシックジャーマンクーペを手にして、ボディは再塗装、シートはレカロにして生まれ変わらせた。
そして、文章では再現できない控えめにパイプを演奏しているようなエンジン音を響かせてワインディングを走る。
黒のレザージャケットを纏ったおそらく日系人の彼女は、古いバイクを乗っているかのようにBMWを駆る。
海の見える停車スペースに2002を置き、トランクから椅子を出して、紅茶を飲む。
2002人気を物語る動画は海外にはいくらでもある。
70’sのヨーロピアンカーが好きなカーデザイナーのラドゥはこんな色のマルニ。