レクサスがさきほど、操縦技術世界一といわれるエアロバティック・パイロットの開発ストーリー予告映像を公開した。
これは航空機からヒントを得た空力リアウィングを纏ったLC500 AVIATIONの開発秘話。この限定車が2021年1月に発売されることが発表された。
開発に参加したパイロットはレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに2009年から参戦している室屋義秀。2017年は8戦中4大会を制し年間総合優勝した正真正銘のチャンピオン。
彼を含めた陸と空のプロフェッショナルたちが、技術交流会で技術を高め合い、世界に挑戦した5年間のドキュメントを追う。
エピソード1は11月4日ごろ公開予定。
「自動車の技術で飛行機の速さを高められるのか。また、自動車は空の技術によって進化するのかを探る技術交流会が始まった」
https://lexus.jp/brand/yoshihide_muroya/events/discovery_movie/
2019年の映像では橋の上でレクサスと航空機が交差している。
技術交流会によって生まれたレクサスはLC500h/LC500のリミテッド・エディションAVIATION。国内販売限定70台。飛行機の空力技術を使い、CFRPリアウィングを開発した。
単なるダウンフォースによる安定性ではなく、側面の空気の流れを制御することで滑らかに姿勢を変えるという発想。これは、航空機の主翼にあるウィングレットからの着想だった。
オフィシャルサイトではこのリアウィングによって空力が変わる様子を公開している。
https://lexus.jp/models/lc/features/aviation/
2021年1月6日に発売する。価格は1500万前後。