映像で語るのはメルセデスのエアロダイナミクス部門ヘッド、テディ・ウォル。
「『エアロダイナミクス』という言葉は古代ギリシャ語から来ている。『Aer』は英語でシンプル、ダイナミクスは『dynamis』という言葉から来ていて、意味は力。
つまり、『エアロダイナミクス』は空気から作られる力という意味になる。
最も大きなドラッグ(引っ張る力)のインパクトは、車の基本的なかたちによる。
ドラッグ係数は形の質を表す。たとえば0.05ならペンギンが良く知られている。もしノートブックを風の中に放り込んだら、1になる。車はだいたい、その間の数値になる。
メルセデスのEQCは0.27。エアロダイナミクスの面においては、とてもいい丸まったフロントを持っていることになる。それは全面部分からグリーンハウスにかけての風の流れを生む」
「私たちは500時間をウィンド・トンネルというテスト施設で過ごしました。シミュレーションのタスクを解決するために、CPUは350万時間を使いました。もしそれがノートブックで行うと、100年かかります」
「私はマウリスです。EQCの空力エンジニアリングの責任者です。EQCのバッテリーはアンダーボディの大きなパートなので、フロントからリアにかけて完璧に閉じる必要がありました。ホイールにおいても特別な空力パーツを使っています。ドアの下のランニングボードやルーフスポイラー、サイドスポイラーも同様です。
また、フロントのエアフロウが適切になるように、シャッターシステムもあります」
「EQCはハイレベルの空力性能がある車だと我々は認識しています。AMGはさらにそのリミットを少し押し上げることでした。
私の名前はアレックス・リンク。AMGの責任者です。
デザイナーたちは車をシェイプし、最初のデザイン案をくれました。それから共に仕事をしました。
私たちは効果とドラッグ係数を高める変更ができるか、ディテールについて話し合いました。EQCとAMGを比較するとき、フロントデザインが違うのは明らかだと思います。
まず、エアカーテンと我々が呼ぶ大きなインレットがあります。これは風がサイドに流れるようにするものですが、特にホイールに効果があります」
テディ・ウォル「私はこのベンツで空力師になることは素晴らしい仕事だと思います。なぜなら、早い段階で最初のデザインに触れ、デザイナースタジオにるアーティストたちと密接な仕事ができるからです。多くのエンジニアとすべてを持ち合い、素晴らしい仕事にします。それはとても楽しい作業です」