フィアット500について、ブランドグローバルプレジデントがインタビューに答える動画。
「最初のインプレッションで心を掴めなければ、二度とチャンスは訪れない」という信念を持つブランドグローバルオフィサーのオリバー(Oliver Francois)は語る。
デザイナーたちはデザインバイスプレジデントのクラウス(Klaus Busse)のもとで、Fiatブランドのユニークな部分をよく理解しているという。
ジュネーブモーターショウまで半年前の2019年9月のトリノから、ワンオフプロジェクトははじまった。
アルマーニやブルガニと世界で一台のフィアットを作るプロジェクトだ。
フィアットとは違う視点からアイコニックを表現するという使命をもとに、まずはブランドデザイナーたちにEVの500をみせる。
職人のブルガリ、エコでサステイナブルなデザインのKartell、もっともアイコニックなファッションブランドであるアルマーニという三つのパートナーが、フィアットを通じてイタリアを表現する。
どこがカスタマイズできて、どこができないのか、パートナー側も興味津々だ。
3ヶ月前になると、オリバーへのプレゼンテーション。ゴールドのフレークを見て、「これぞ私の求めていたものだ!」と興奮する様子が記録されている。
Kartellは「決して終わることのないイノベーションを追い続けること」を心情としていて、新時代のテクノロジーにあわせてデザインを追い求めていく。
結果的に、3台のワンオフチンクは素晴らしい出来となり、車のデザインは時代とともに永遠に続き、成長していくということを実感させるプロジェクトになった。