子どもたちは何でも可能だと考える。一部の大人もそう。
引くラインによって描くのは未来。
最後に登場するのはジャガーのデザイン・ディレクター、ジュリアン・トムソン。
「私たちはまだ飛べる」というナレーションのあとに、翼を描くトムソン。
20年にわたりジャガーのデザインディレクターだったイアン・カラムが退任し、クリエイティブデザインディレクターのジュリアン・トムソンが2019年7月にトップになった。
カラムが築き上げたXFからF-TYPE、I-PACEという馴染みの流れから、トムソン体制のジャガーはどうなるのか。フォードからロータス、VWを経てジャガーで18年間、ブランドデザイン戦略を統括してきた男の真価が問われる。