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新ラダーフレームこそがジムニー。お金を出す価値はここにあり。

スズキ新ジムニーの海外動画が次々とアップされている。

当然ながら、ジムニーは内装がレザーだとか高級感があるとか、そういうことじゃなく、坂、泥だまり、悪路をこの小さい車でどれだけ軽快に走れるかどうかであり、下の動画はそんなジムニーの姿が映し出されている。

当然、かっこいい。

タイヤの角度がクネクネと曲がる姿も軽らしくなく頼もしい。

この電子制御4WDシステムALLGRIP PROと、ジムニー専用ラダーフレーム のためにお金を出しているとオーナーは誇りに思うはずだ。

剛性がアップした底部の新ラダーフレームは、とにかくジムニーの肝。

これがモノコックになればジムニーじゃなくなる。

 

ラダーフレームは地面、タイヤから伝わるエネルギーを一身に受け止める。一般的なSUVはボディ全体で受け止めるモノコックだが、ジムニーはこのフレームの上に箱が乗っかっているような感覚になっている。

https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1131/616/html/020_o.jpg.html

なんなら、ボディなしのこの状態で乗っても(椅子を無理やりつけて)楽しいはずなのだ。

 

ラダーとは梯子の意味だが、ラダーフレームは2本のサイドレールを横方向のクロスメンバーで繋いでいるため、梯子に見える。だが今回はX状のクロスをプラスし、剛性をアップさせている。

ラダーフレームはトラックやGクラス、ランドクルーザーやジープに採用されているため特別感がある。が、重くて複雑。それでもオフロードのために採用する。

底に鉄骨構造があるのだから、頑丈さも耐久性も素晴らしい。

 

 

こちらは軽のくびきから解放されているシエラ。