最近の北米スバルのPVは実直に装備や機能を紹介するもの。新型フォレスターバージョンも公開されたばかりだ。
まず、当然ながら山奥のキャンプに来ましたという設定。
ここらへんの感覚は日本人や欧米人に伝わりにくいが、大都市に住む人以外、たいていのアメリカ人は大自然を楽しむアウトドアライフスタイルを実践している。
ロッキー山脈の近くに住むことを「田舎に住む」「寂しい」と捉えるよりは、「豊かな自然を享受できる」という感覚に近い。リッチなのだ。
その完成を捉えて成功を掴みつつあるスバル。
すでに用意されたテントにはベッドがあり、子どもたちが喜ぶ。
そんな映像の間に、アイサイトや安全性能についての紹介。
後進時のオートマティックブレーキはキャンプ場で重宝されるだろう。
そして気づく、このフォレスターのデザインの骨太さ。
どこにも「洗練しよう」という気概がない。どちらかというと、「強いぞ」「汚したっていいぞ」であり、かといってJeepの世界観とも境界線を引いているのだ。
そこは何かというと、「家族」「ユーティリティ」そして、「森の中」。
泥の中というより、森の中のコテージという感じだ。
コメント欄には長年スバルを乗り継いでいるユーザーから、「ターボを戻してくれ」との要望あり。
初代はターボモデルのみのスタートだった。また、フォレスターはアウトバックに次ぐ売れ筋。(日本ではインプレッサやXV)。
今回は新開発の2.5L水平対向DOHC直噴ガソリンエンジン。