プジョーUKが208ブラックエディションの映像を公開した。
夜明け前の山道を往く黒の208。
乗っている女性はFIAヨーロッパラリーの女性チャンピオン、ケイティ・ムニングス。
そんな女性が一人、谷間の道を走っているイメージだけでも、まずクール。
もう一人、ホワイトの208に乗る男性は、FSTナショナルラリーのチャンピオン、キャメロン・デイビーズ。
そんな映像で、ブラックエディションの特長が紹介されていく。
まず、ドアミラーはグロスブラック。アロイホイールも18インチグロスブラック。
グリルは「イコライザー・グリル」で、これもグロスブラックフニッシャー。
と、車はブラックでとにかくかっこいいのだが、風景も素晴らしい。
撮影地はノース・ウェールズで、「人が住んでいない広大な地」がイギリスにはやっぱりある。
こちらはUKのサイト。
14595ポンド(202万円)から。日本では208は5ドアだが、GTi系が3ドアとわかれている。
UKももちろん5ドアモデルがあるのだが、なぜかブラックエディションは3ドア。
なので日本では208GTiが近い。
でもこのモデルの場合、ブラックよりグレー系のアイス・シルバーが上品だし、キーカラーになっているのだが、なぜか受注生産で12万円プラス。
輸入車で受注生産というのは値引きもないし、時間もかかるしで残念すぎる。
かといって他の色も何か微妙なのだ。
宣伝されている車の姿を見て「いいな」と思っても、いざ組み合わせを調べてみると「買えない」仕様だとわかるのがどうしても解せない。
VWやFiatのようにシンプルにしていかないと、「いいな」と思わせるだけで終わってしまう。
もしくは、程度のいい中古に向かうだろう。
プジョーの黒やグレーで攻めるスタイルは嫌いじゃない。
だから「欲しいクルマ」だと思う。
けど、GTiじゃなくて標準仕様5ドアで日本でもやってほしい。