フォード・ヨーロッパが新型フォード・フォーカスを発表した。
こちらはツイッターでアップされたばかりのもの。
デイライトはこんな形状。
欧州では7月発売となる4世代目のフォード・フォーカスだが、フロントグリルがメッシュ化され現代的になっている。
サイズは
全長 4378mm
全幅 1820mm
ホイールベース 2701mm
ということで、長さが18mmプラス、幅が変更なし、ホイールベースが53mmプラスとなった。
また、新型シャシーによって軽量化、剛性化が達成された。
1.0リッター3気筒と1.5リッター3気筒の二つのガソリンモデルは、84psから181psまで幅広いレンジが揃う。
ディーゼル、マイルド・ハイブリッドも用意される予定だ。
走りの楽しさを追求する姿勢は変わらず、モード選択によってAT変速制御、スロットルマッピング、アダプティブダンパー、ステアリングの重さを変えられる。
このセグメントでこの機能は間違いなく楽しい。
また、Wifi接続ができるインフォテイメント・システム搭載で、最低限の快適さも考慮された。
イギリスでは人気のハッチバック(エステート、サルーンも登場する)で、スポーツとしてはホンダ・シビックのライバルであり、家族向けにはゴルフもしくはポロのライバルとなる。
まだまだインテリアには野暮ったさが残っていて、目の前に鎮座する空調はアニメのキャラクターの顔のようだ。
しかし、フォードにそんなことを求めてはいけない。小さい車なのにスポーツの愉しみを追究する独特の立ち位置を求め続けよう。ただし、開発側は「それだけではいけない」と考えていて、この車を開発したそうだ。
値段は300万から400万円あたりが予想されているので、高級車まではいかないものの、当然室内機能の快適性は高いものを求められる。その点がクリアできているか、まだわからない。