フォルクスワーゲンでも2年ほど前にあったラウンジモデルが500Xにも登場した。
外観はベージュ・カプチーノ、内装は黒で統一され、大人のイメージを打ち出したラウンジだが、このLoungeという言葉とイメージは一体なんなのか。
まず、こちらは2017のブリュッセル・オートショウで公開されたラウンジモデル。
日本とは色がだいぶ違う。
こちらはワーゲンのラウンジ。
色に統一性がないことはわかったが、どちらも上品なイメージはある。
ラウンジという言葉の意味は、「ゆったりする」というもので、あくせくせず、豊かに時を過ごすバカンスのイメージがある。
同時に、空港のラウンジは「時間を気にせず、いてください」というもので、珈琲を飲み終わったからといって追い出されないのがサービス。
ホテルも同様だ。
車においては、この空港やホテルのサービスのイメージでラウンジと名付けている。
少しお金を出すか、もしくは会員となって優雅な時を過ごすラウンジのイメージを車にもたせているのだ。
空港のラウンジ、ホテルのラウンジは常に上質な質感やイメージがあり、500Xラウンジの内観もそれを目指しているようだ。
オーナーとしてはラウンジで過ごすイメージが好きな人が、車の中でもそれを感じたいと思っている人は多いはずで、そんなラウンジフリークの心を満たすのがラウンジバージョン。
前に出したブラックタイの内観と今回はどれほど違うのかはわからないが、ぜひ観てみたい一台だ。