エマニュエル・マクロンが就任式に使った車は、2018年1月発売予定のDS7 CROSBACKだった。
SUVだったことにも面白みを感じるが、古くはドゴール将軍がCtroënDSを使い(1959年)、オランド大統領はDS5だった。
今回はカスタム仕様の「プレジデンシャル」で、パノラマガラスルーフ部分を特別にコンバチブル仕様にしてセキュリティも抑えつつ、他はプレジデンシャルという名前に合わせ、「フランス」を強く意識したものになっている。
シートは黒の革張りで、最高級アートレザーのキャンバスポリッシュ。
FRという文字を使ったアートロゴもお洒落で、市販してもいいくらいだ。
2017ジュネーブで公開された2018DS7Crossbackは、ファースト・ロット限定「ラ・プルミエール」で、こちらもレザー内装やオーディオシステムがメゾン・ブランドを注入することでラグジュアリー感の意味を持たせるということをしていて、フランス人の心は十分くすぐるものになっている。※こちらがプレジデンシャルのベースかどうかは不明
選挙キャンペーン中は39歳のルノーだったが、今回はセダンタイプからSUVへ。しかも公道で初お目見えと、なかなか話題になっている。
ただし、今後も大統領がこの車を使うと公言したわけではない。
http://news.autoplus.fr/DS/DS7-Crossback/Emmanuel-Macron-president-DS7-Crossback-investiture-SUV-1516325.html