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レストアされたジャガーEタイプを世界12台限定発売 刻印された地図の意味とは? Jaguar E-type | 60th Anniversary

ジャガーEタイプ60周年を記念した動画が先ほど公開された。

デビュー時の写真とともにEタイプを振り返る動画で、CEOのThierry Bolloré(10分後半から) が登場。6分すぎからはデザインディレクターのJulian Thomsonが登場している。

気になるのはセンターコンソールに地図が刻み込まれたモデル「ジャガーEタイプ60コレクション」。ルートマップはイギリス・コベントリーからジュネーブへ。そこは、Eタイプが発表された場所だ。

これは、誕生60周年を記念してレストアされた12台の限定モデル。この動画でも登場するが、ドライバーのボブ・ベリーによって、ジュネーブまで運転して届けた9600HP、評判が良かったために急遽イギリス・コベントリーからノーマン・デュイスによって届けられたロードスター77RWが現代的にレストアされている。

ジュネーブでの発表はまさに3月15日。60年後の3月15日にこの2台が発表されたことになる。

販売は2台セットで、センターコンソールの地図は彫刻家のジョニー・ドーウェルによるもの。

I thought you’d never get here.

という言葉は、創業者ウィリアム・ライオンズ卿がEタイプ到着時に発した言葉。ジュネーブでのアンベール数分前にEタイプが到着したため、「到着できないと思っていた」と発言したのだった。

一方、ロードスターは同じくライオンズ卿の

Drop everything and bring the open top E-type over.

という言葉が添えられていて、「すべてを捨ててオープントップのEタイプをここに持ってこい」という意味。

ただし、このレストアモデルは2台セットで発売される。当然、手に入れることができるのは選ばれた民のみ。

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