多くのカラフルな色が登場するのは、C3の未来を表現している。
C3の色の組み合わせは2色(コンビネーションは36通り 9ボディカラー 4ルーフカラー)だが、「2色でも3色でも4色でもいい」というC3の未来を予感させるからだ。
自分でカスタマイズをしてもいいし、将来は純正で色が増えてもいい。
そう思わせるのがC3の世界観だ。
これは現在のところ、ドイツ勢にもアメリカ勢にもない発想で、新しい車のシグナルを感じさせる。
もっともっと、爆発的な色使いをしてもいいのだと思わせる車はC3以外にない。
今はまだおとなしさを感じるが、この映像は本来あるべきC3の姿を表現しているのだ。
現在日本で発売されているC3は海外では旧モデルで、最新のC3はC4カクタス(日本では限定発売 すぐに売り切れ)と同じデザインになっている。
C4カクタスの利点は900kg(MT)という軽さにあり、それが運転の楽しさに繋がっている模様。
C3は全長3996mm、全幅1749mm、全高1474mmというBセグメントで、日本では1.2L 直3ターボ(110ps)が導入される予定だ。重量はATで1050kgという軽量。価格帯は240万円程度からで、発売は8月ごろという噂。
カクタス登場時には世間に超個性派というイメージを与えたが、見慣れてくるとスタンダード感が出てきて非常にバランスがいい。この車が登場するあらゆるシーンで、いい妄想しか生まれてこない。
都会でも郊外でも山の中でも、海でも葡萄畑でも夕陽の前でも。
「色はシンプルに」という設定で長い間親しまれてきた車の世界。
C3が破壊してくれることを期待しよう。