2012年に発売された当時(2代目)でも素晴らしいデザインをしていたフォード・フュージョン。
フェイスリフトされた2017バージョンのフュージョン・スポーツはさらに魅力的になっている。
ブラックのメッシュグリルはモダンで、19インチのダークホイールもクール。
2.7リッターV型6気筒ツインターボチャージド「エコブースト」エンジンは325hpというパワーを持ち、エンジン音も荒々しい。
ボンネットの流線ラインは今も色あせないどころか、美しさは永遠に変わらない。
フロントライトの中も最新化することでまったく古くささがない。フォードのよりも水平基調。
米国ではカムリと同位置のミドルセダンで発売されているが、欧州ではプレミアム3ブランドを狙う顧客の心を動かしているという。
外観は素晴らしい。美しい。
だが、内観はやはりアメリカ車。
ステアリングは恐ろしいほど時代遅れだ。フォードのロゴも古さ満載なので、まずロゴを時代に合わせてリニューアルしたほうがいい。
他のパーツもすべて、「インテリアで居心地を良くさせる」という発想が皆無だ。
このクルマを風景と共に美しく撮影している動画がなぜか少ない。
記事ページにある写真はなかなか。
http://www.caranddriver.com/reviews/tested-2017-ford-fusion-sport-review
ところで、評判ではステアリングフィールが鈍い、レスポンスが鈍いという評価が多い。
よくチューンされたアダプティブダンパーやパワーについては高評価。
インテリアは、少しだけデザイン性が増している。でも少しだけ。