スピードによって自動で変わるエアロダイナミクスを紹介した動画。
まず、空気冷却機能は前モデルからさらに改良されている。そして、70km/hまでは前方グリルのシャッターが完全に閉まっている。これは、エアロダイナミック・ドラッグ(摩擦)を減らすためだ。
リアのスポイラーは90km/hまではエコポジションにあり、締まっている。これも空気摩擦を最小にするため。
90km/hを超えるとスポイラーが開く。170km/hまでは前方のシャッターも開き、パフォーマンスポジションとなる。これはドライビング・ダイナミクスを最大限にするためで、空気によって持ち上がろうとするリフトに対し、ダウンフォースを高めるため。
エアロダイナミクスを高めるためにシャシーは-10mmで設定され、ニュルで4秒のラップタイム短縮に貢献している。
また、前方はダウン(ドラッグ)、後方はリフトになるように設定され、より後輪に力が乗るようになっている。
映像の後半では雨の際のウェットモードについても紹介があり、それによってリアスポイラーの角度も変化するようだ。それだけでなく、高速時には急ブレーキでもエアブレーキとして作動する。