コンパクトSUVイヴォーグが初のモデルチェンジを果たし、デザイン、機能ともに大幅な進化を遂げた。
まず、ヨーロッパの市街を走るグレイブルーの姿が完璧に美しい。
いろいろな最新の車を見て、いろいろな世の中のデザインを見てアップデートされた2018年11月の人間の脳で見て、「完璧」としかいいようがない。
古くも新しくもない、今そのもの。
まず、リアに向かって直線に伸びるラインは相変わらず。屋根の直線も鋭くていい。
ドアハンドルとかライトガーニッシュとかはこのブランドのお家芸なので今更述べる必要もなく、中もラグジュアリーすぎないところが素敵だ。
テクノロジーもかなりカッティングエッジで、立ち上がるコントロール用モニタ、クライメイトコントロールのグラフィックモニタ、ステアリング奥のナビ&スピードメータと贅沢だ。
空調もナノによって空気をきれいにするし、外から空調コントロールできるし、ドライバーが近づいてきたらシートがその人にあわせて(記録されたもの)セットされる。
狭い路では前方ボンネット下が透けてみえるような映像になり、狭い路での縁石やオフロードの悪路などで力を発揮する。
リアビューミラーは後ろに荷物があって視界が遮られても、ルーフのカメラを使って視界確保。
さまざまな機能(オフロード走破性も含め)が使いこなせるかわからないが、それが値段への証明となるのか。