パリモーターショウにメルセデスAクラスセダンが登場した。
ドイツ本国で約400万円ということで、Aクラスといってもプレミアム(ハッチバックは284万円程度)。北京モーターショウで発表されたAクラスLセダンと同じホイールベースながら、今回はグローバルモデル。
今回のホイールベースはハッチバックと同じ2729mm。全長はハッチバックの4,419mmから4549mmになったから十分長い。
これによってフルBセグからCセグとなった。
中国版のLは全長4,609mm × 全幅1,796mm × 全高1,460mm。
今回のグローバルは全長4,549mm × 全幅1,796mm × 全高1,446mm。
ハッチバックは全長4,419mm × 全幅1,796mm × 全高1,440mm。
Bセグメントは全長4200mmまで、ギリギリ4300mmなので、ハッチバックもCセグメント。
もともと2代目(全長4290×全幅1780×全高1435mm、今回は3代目)でBセグからフルBセグ、Cセグの入り口に来ていたとも言える。
フォルクスワーゲンのゴルフは4265mmで、ほぼ2代目Aクラスと同じフルBセグだったが、とりあえずライバルではなくなる。
大きくはなったが、Cクラスが大きすぎると考えている人にはぴったりだ。
このサイズのセダンに需要はあるのかと日本人なら疑問に思うが、BMWは中国で1シリーズセダンを売り、アウディもA3セダンというのがあるらしい。
ということで、Aクラスの本気っぷりが凄い。
Aクラスをよりプレミアムにしていくという意気込みが凄く、初代Aクラスのプアな佇まいは歴史から消し去りたいはず。
Bセグには未練はないのか。
・米国仕様A 220 2.0リッター直列4気筒ガソリン・エンジン
最高出力188hp、最大トルク300Nm